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メダカ(目高) Oryzias latipes

全長4cm。雌雄は次のように識別される。雄の体は比較的細く、背びれの後縁に深い切れ込みがある。雑食性でミジンコやボウフラ、アオミドロのような藻類、浮泥など何でも食べる。水槽の中では乾燥した品料でも育ち、かなり貪食(どんしょく)で幼魚のときは共食いもみられる。水槽の温度を20〜25℃に保ち、1日13時間以上照明すれば、季節にかかわりなく産卵させることができる。卵は直径1.0〜1.5mm、透明で付着糸を有す。水温25℃なら10日前後で孵化(ふか)する。孵化仔魚(ふかしぎょ)は全長4.0〜4.5mm。孵化後2〜3ヶ月で成熟し産卵を始める。

カダヤシ Gambusia affinis

メダカ目カダヤシ科の淡水魚体系、しりびれの付け根がメダカよりはるかに短い。卵胎生で、体内受精を行う。このため雄のしりびれ前後が変形して棒状の交尾器となっている。全長は雄で3cm、雌で5cmに達する。カのボウフラを食べるので、マラリヤ撲滅の目的で世界の各地へ移植された。日本へは始め台湾を経て入った。現在では、江戸川河口付近や琉球列島で野生化している。塩分や汚水に強く繁殖力も大きい。東京近辺での繁殖期は5〜10月に及ぶ。アメリカでは移植先の在来種を絶滅させた例もある。他方、本種のボウフラ捕食能力はグッピーに劣るといわれる。


グッピー guppy:Lebistes reticulatus

メダカにやや似ており、体長は3cm、雄ではその倍になる。体色とひれの形がことに雄において変異に富み、美しい姿といろどりをもつ多くの品種が作られている。卵胎生で、雄はしりびれが変形してできた交尾器を備え、これで雌の輸卵管内に精子を送り込む。雌は普通1ヶ月前後の間隔で各回数十尾の仔魚を産む。本種は狭い水槽の中でもよく繁殖し、病気にもかかりにくいので、実験材料して愛用される。ボウフラを好んで食べるため、マラリアカ駆除の目的で他所への移殖が試みられた。低温に弱いが、日本でも温泉地付近で野生化した例がある。



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